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ドッグスクール便り

2010年08月11日(水)

犬がお腹を出すということ [ワンポイントアドバイス]

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上向き抱っこで安心

暑い日が続きますが、愛犬の食欲が落ちたり、元気がなかったりしていませんか?
おかしいな?と思われたら、すぐ動物病院に相談されることをお薦めします。

さて、今日のワンポイントアドバイスは、「犬がお腹を出すということ」です。
昨日の某TV番組で、カリスマドッグトレーナー?が「犬を抱っこする時は仰向け、つまりお腹を出させる抱っこをしましょう」と言っていました。
私は仰向け抱っこをお薦めしません。
なぜなら、
そもそも犬がお腹を出す時は、安心出来る環境でするものだからです。抱っこの状態でお腹を出させようとすれば嫌がるのは当然の事。犬にとって抱っこは、足のつかない高い不安な状態だからです。ですから、抱っこでお腹を出させることを嫌がるからといって、主従関係が上手くいっていない、ということではないのです。

抱っこは、犬が地上に立っている時と出来るだけ同じ態勢で抱いてあげるようにしてください。
中には仰向け抱っこの方を好む犬もいますから、その場合は、そうしてあげてください。
但し、犬の具合が悪い場合、一刻を争う状況の時などは、仰向け抱っこは厳禁です。仰向けでは犬の気道が確保出来ないからです。

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安心出来る場所でお腹を出す

抱っこに限った事ではありません。
どんな状態でも、犬に無理やりお腹を出させることには意味がないのです。無理やり出させて押さえつけたからといって、あなたのリーダーよ!ということは伝えられないばかりか、犬に不信感を与えてしまいます。私の今までの経験上から言っても、無理やりやることは、犬の問題行動につながる恐れもあるのです。

前述で記したように、犬は安心出来る環境でお腹を出します。ですから、あなたの愛犬がお腹を出している姿を見たら、それはあなたが「安心出来る環境を愛犬に与えてあげている」ということなのです。
犬を撫でていると段々お腹を出してきたのであれば、あなたは犬にとって安心信頼出来る存在だといえます。
ですから、犬がお腹を出すということは、人間が無理やりやることにはまったく意味がなく、犬が自らやることに意味があるのです。

お腹を出させることを、主従関係を保つため、という人たちは、多分オオカミが行う「アルファーロール」を真似て言っているのだと思います。
「アルファーロール」とは、下位のオオカミが上位のオオカミの前でお腹を出すというものですが、下位のオオカミは決して無理やり出させられているのではなく、自らお腹を出しているのです。上位のオオカミの事を認めてやる行為なのです。下位のオオカミは、その他の色々な事柄でそのオオカミが上位である事をちゃんと認識しているのです。
人はこれを犬にも応用しようと思ったわけですが、お腹を出させようと思っても嫌がるので、無理やりおさえつける、という変な行動になってしまったわけです。
後、根本的なことですが、オオカミと犬はまったく別の生き物という説が近年かなり色濃くなってきています。
ですから、オオカミの行動をそのまま犬にもちいる事自体、おかしなことなのかも知れません。

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犬を知り、そして愛情たっぷりで育てる

昨日のTV番組が全部間違っているとは言いません。
しかし、TV業界にお願いしたいのは、新しい確かな情報を持っている人の意見を聞いてほしいということです。
犬の世界は日進月歩、いつも新しい情報を入れておかないといけない世界です。
中国や韓国でもペットブームが起こっていて、犬のトレーニングも今後広がっていくでしょう。日本のトレーニングノウハウも求められると思います。
昨今日本がアジアのリーダになれない現状で、今後、真のリーダーになるためにも、何においても前向き、つまり新しい確かな情報を入れておかないといけないと思うのです。

私たち人間は、犬より高い知能を持っています。
ですから、犬に出来るだけ負担をかけない、人道的なやり方が出来るはずですし、またやらねばならないと思います。

Posted by 山本 美貴子 at 08時42分

2005年08月23日(火)

「犬に罰は必要か」後編 [ワンポイントアドバイス]

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キーパー君と

「犬に罰は必要か」前編の続きです。

例2

子犬の食事中に食器の中に手を入れると「ウゥ〜」と唸られた。飼い主は子犬から食事を取り上げ、怒った。次の日、子犬の食事中に手を入れると、今度は飼い主の手を咬んだ。飼い主は、そのまま食事を取り上げ、子犬の鼻と口をつかんで怒った。また次の日、子犬の食事中に手を入れようと寄っていくと、それだけで「ウゥ〜」と唸り出し、手を入れようとしたら前の日よりきつく咬まれた。飼い主はどんどんきつく怒る事になり、罰はエスカレートしていく。結果、子犬は食事中だけではなく、顔を触ろうとしただけでも咬む仕草をするようになってしまった。


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Posted by 管理人 at 00時00分

2005年08月22日(月)

「犬に罰は必要か」前編 [ワンポイントアドバイス]

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浜大津にて

「子犬のうちに悪いことは悪いと教えるために、きちんと叱りましょう」という言葉を耳にすることがよくあります。
例えば唸る、咬む(甘噛みも含む)、吠える等の行動に対して、子犬のうちに「やってはいけない事」と認識させるために「きっちり罰を与えましょう」というやり方です。

私は罰(ここではオペラント条件付けの正の罰)を飼い主さんには極力お勧めしないようにしています。理由は次の通りです。

  1. 罰には行動をなくす威力が少ない場合が多く、問題を悪化させ、違う問題まで引き起こしてしまう可能性がある
  2. 罰は行動の直後の数秒以内に行わなければならず、そのタイミングがとても難しい
  3. 罰は行動が出るたびに必ず与えなければならず、例外はない。もしも行動の後に罰の与えられない事があると、犬は飼い主を試すようになってしまう。
  4. 罰は時には報酬となってしまう場合がある。

例を挙げてみましょう。

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Posted by 山本 美貴子 at 01時33分

2005年07月26日(火)

「犬の学習方法」について [ワンポイントアドバイス]

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パパさんの足元で寛ぐレイナちゃん

昨日の事ですが、夜のお散歩で以前しつけ教室に通ってくださっていた黒ラブのレイナちゃん&パパにお会いしました。ひさしぶりに会ったレイナちゃんは相変わらず元気いっぱいでしたが、ちょっと大人になったような感じもしました。パパさんの休日には、琵琶湖やドッグランに連れて行ってもらっているそうです。幸せな毎日を送っているんだね、レイナちゃん!!とっても微笑ましいレイナ&パパでした。

さて、今日は少し難しいテーマですが、「犬の学習方法」についてお話します。

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お友達のブラウニーちゃんと

ミキコドッグスクールでは犬の学習理論と行動学に基づいた方法を取り入れ、しつけ教室を行っています。
望ましい行動が出た時に報酬を与え、その行動を強化していき、望ましくない行動に対して報酬を取り去る方法です。
では、犬はどのように学習していくのでしょうか。学習理論を例を出して説明してみます。

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Posted by 山本 美貴子 at 23時59分

2005年06月09日(木)

大切な「子犬の社会化期」(1) [ワンポイントアドバイス]

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パピーの頃のななちゃん

ミキコです。

日に日に暑くなってきて、お散歩が大変な季節になってきました。これからの暑い時期のお散歩にはお水を持っていくことをお勧めします。お散歩途中でワンちゃんに飲ませるもヨシ、ワンちゃんの身体にかけるもヨシ、飼い主さん自身が飲むのもヨシ?、、と、とても役に立つ事うけあいです。

今回はちょっとご無沙汰になっている「ワンポイントアドバイス」をいきたいと思います。
今日のテーマは「子犬の社会化期」についてです。

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Posted by 山本 美貴子 at 23時13分

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